青森県議会 2023-01-20 令和5年総務企画危機管理委員会 本文 開催日: 2023-01-20
総務省消防庁が令和3年4月1日現在の消防団の組織概要について公表した調査結果を見てみますと、全国の消防団員数は80万4,887人で、対前年比で1万3,601人減少しており、その理由は、入団者数が3万4,553人で、退団者数が4万8,154人と、退団者数が入団者数を上回っているからです。新型コロナウイルス感染症の影響もあるようです。
総務省消防庁が令和3年4月1日現在の消防団の組織概要について公表した調査結果を見てみますと、全国の消防団員数は80万4,887人で、対前年比で1万3,601人減少しており、その理由は、入団者数が3万4,553人で、退団者数が4万8,154人と、退団者数が入団者数を上回っているからです。新型コロナウイルス感染症の影響もあるようです。
消防庁の資料によると、近年は、退団者数が横ばいであるのに対し、入団者数の減少が著しく、特に二十代の入団者数がここ十年間で約四割減少、三十代も二割減少するなど、若年層の入団者数の減少が団員減少の大きな要因となっております。
また、退団者についても、機能別団員制度の導入などにより減少傾向ではあるものの、団員の減少などに伴う個々の団員の負担の増加や高齢化、職業との両立が困難などにより、退団者数が入団者数を上回る状況が続いております。 ○議長(坂本智徳君) 松本議員-23番。 ◆23番(松本洋介君) このような状況の中で、入団促進のためにも、退団させないためにも、現状の処遇というものを見直すということが必要だと思います。
実際に、本県の平成28年度の退団者数は606名に上り、全国でも一番高い数字でした。 高い使命感を持つ消防団員は、日ごろより、みずからの団活動についての不満や要望は余り聞くこともありませんし、ましてや団活動に対する報酬等については、表立って検証報告などにもあらわれておりません。
65 吉田知事政策局長 県内の消防団員数につきましては、近年9,600人前後で推移しておりますが、今後定年による退団者数の増加などが見込まれ、消防団員の確保が一層難しくなるというふうに考えております。